座学以外のバリエーションもある!

マンツーマン、eラーニングなど人材育成研修にはさまざまな形式がありますが、複数の社員を対象とした集合研修ではどのような手法が推奨されるのでしょうか。まず集合研修はせっかく複数の社員が出席しているのだから、講師がずっと話して受講者がひたすらメモをとるという進め方をしてしまうのはもったいないです。集合研修では受講者同士で2人1組のペアを作ると講義の幅が広がります。たとえばプレゼンでは商品知識が最低限必要となりますが、商品を具現化する描写力も欠かせませんよね。そこで2人1組のペアにそれぞれ「話し手」と「聞き手」という役割を設定しましょう。そして話し手は、認知度が低い他社の商品について「1番伝えたいポイント」を決めてから、2分くらいでプレゼンをするのです。

各自の描写力が明確になる

2分間のプレゼンでは商品名を言わずに「この商品には、このような性能がありまして…」などと、具体的な性能を挙げながら商品の特徴について説明します。その際、話し手がプレゼンをしている間は聞き手が一切質問をしてはいけない、というルールにしましょう。プレゼンが終わったら、聞き手は説明を聞いて想像したことから「その商品名は、ズバリ○○ですよね」と、一言で明言します。その商品名が当たっているかどうかで、話し手は商品の特徴を正確に伝えられたかどうかを自己分析できるのです。この手法には受講者の描写力がハッキリと表れます。集合研修ではただ知識を詰め込むのではなく、受講者同士でペアを作って各自の能力を自己分析させてみてはいかがでしょうか。